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バレーボール部OB・OG会 緑楯会

本学女子10年ぶりV成らず、男子は初のベスト8

2017.06.25 更新
  
 第36回東日本大バレーボール大学手権終わる


 本学女子の10年ぶりの優勝は成りませんでした。初のベスト8に進んだ男子は、1部上位の壁を破れませんでした。6月22日、墨田区総合体育館を主会場に開幕した第36回東日本バレーボール大学選手権大会は25日、同体育館で男女の3位決定戦、決勝戦を行いました。4年ぶり10度目の決勝進出の本学女子は筑波大(1部1位)と対戦しましたが、自滅する形でストレート負けしました。筑波大は18年ぶり4度目の優勝。3位は東海大でした。アベック8強を果たした本学男子でしたが前日の23日、同体育館で筑波大(1部4位)とベスト4をかけて戦い、終盤の勝負所で突き放され、0-3で敗れました。男子決勝戦は、中央大学が筑波大をストレートで下し5年ぶり5度目の優勝を飾りました。3位は早稲田大。個人表彰では本学女子の山野辺輝が敢闘賞を、及川真夢がブロック賞を、それぞれ獲得しました。


      気にかかるセッターのトスワーク

 [女子]▽決勝戦(25日・墨田区総合体育館)
 本学0(16-25、14-25、23-25)3筑波大
 スタメン=レフト兼若④-宇治川③、ミドル奥山 ④-及川真②、ライト宮下②、セッター山野辺 ④、リベロ若松 ④。
 特設コート、初の決勝戦、選手たちの緊張は想像できます。攻撃力では高さのある筑波が上だが、粘りでは本学。そんな力関係で始まった決戦は、第1セットが流れを決めると見ていました。本学の滑り出しは順調でした。が、試合前からというか、以前から気になっていたことがあります。セッターのトスが小さく(低い、オープンもクイックも)、アッタカーのスイングに余裕がないように感じていました。
 それが中盤の勝負所で出ました。11-14から兼若が連続で決めて1点差。追い上げムードに水を差したのが山野辺の独りよがりに見える、しかも小さいトスです。3連続スパイクミスを誘発して一気に13-18。14-18からも2連続のスパイクミスなどで4点を与えて、まさに自滅の形で先制を許しました。
 流れをもらった第2セットの筑波は、それこそ攻撃力の差を見せ付けるように左右、バックからと攻めまくります。タイム、2枚替えと本学の策も空しく映りました。
 このままで終わってたまるか! 意地を見せてくれ! そんなスタンドの思いがコートに伝わったのか。宇治川に代えて、ケガ(右足)の癒えた本来のエース坪川 ④を先発させた第3セット、中盤で16-14とこの試合初めてリードします。21-22から宮下のサーブで崩して同点。筑波ベンチに初めてタイムを取らせましたが、本学の流れに持ち込めず、力で押し切られてしまいました。
 引っ掛かかるのはセッターの小さいトスです。速さではないのです。比金主将は教育実習で練習が十分でないため途中出場の形をとっていますが、やっぱり小さいです。パス力の点でも見劣りしました。粘って拾って、セッターがサイドへトスを上げる、短かったり、ネットへくっついたり、アタッカーが持てる力を出し切れないように見えるのです。それでなくても高さとパワーで劣る本学。ここが改善されないと、日本一奪回は難しいと感じました。秋へ変革を待ちます。(奥本浩平)




     先輩・後輩の対決、後輩に軍配

 ▽準決勝戦(24日・墨田区総合体育館)
  本学3(25-21、25-23、25-16)0東北福祉大(東北1部1位)
先輩と後輩の対決。東北福祉の佐籐伊知子監督と本学の秋山美幸監督はともにNEC(前身日本電気)のキャプテンでしたが、NECでの接点はありません。
  佐藤監督は1986年、東北福祉大から日本電気に入社、日本リーグ初Vに貢献。92~93年の日本リーグを最後に引退。コーチとして後輩を育だてた後、退社して母校に再就職して今日に至ります。
 秋山監督は2007年、本学からNECレッドロケッツ(V.プレミアリーグ)に入団。14~15年プレミアリーグでの優勝をお土産にに引退しました。15年9月に本学のコーチに就任、17年4月から監督として指揮を執っています。
  二人にとってこの大会が初顔合わせ。2連覇を狙った東北福祉大でしたが、本学の粘り強い守りに、根負けした形になり、後輩に軍配が上がりました。
 ▽準々決勝戦(24日・墨田区総合体育館)
  本学3(25-11、25-23、25-22)0東京女子体育大(1部9位)
 ▽3回戦(23日・港区スポーツセンター)
  本学3(25-17、25-23、25-22)0日本大(2部4位)
 ▽2回戦(23日・港区スポーツセンター)
  本学3(25-19、25-15,25-20)0白鴎大(2部8位)

      ブロックなど課題、秋までに克服を

  [男子]▽準々決勝戦(24日・墨田区総合体育館)
  本学0(22-25、21-25、25-27)3筑波大(1部4位)
  スタメン=レフト渡辺②-中道 ①、ミドル松島主将代行 ④-佐藤吉 ④、ライト薬師寺②、セッター望月 ①、リベロ金沢 ④。
  国士館大(1部11位)、駒沢大(2部1位、1部昇格)を連破してきた本学の実力が試される一戦。宿願の1部に上がって戦うためには何が必要なのか。その試金石とも言えます。
  薬師寺の器用さが今大会光っています。レフト、ミドル、そしてこの大会は木下主将(右ひざ故障)に代わってライト。ここまで3試合、強打、巧打で相手を苦しめてきました。第1セット、その薬師寺の活躍もあって17-17。が、勝負の終盤、連続で5本強打を見舞われて、先制を許しました。
  第2セットはサーブで崩され序盤からリードを許します。終盤追い上げて21-22としますが、スパイクミス2本続けて自ら流れを断ち切る形になりました。
  あわよくばの展開は第3セット。シーソーゲームで終盤に入り、薬師寺のサーブで20-18。
 筑波大ベンチが先にタイムを取ります。相手ミスで23-22としますが、強打とサーブでマッチポイントを奪われます。サーブミスに救われ2度ジュースもそれまで。本学の多彩なコンビバレーには光るものがありましたが、課題も多い1時間15分でした。
  一番の課題はブロック。ラリーから相手スパイカーが確定できるのに本学は3枚ではなく2枚。当然のようにクロスへ決められます。サイドからの攻撃にも他校に比べて1枚ブロックが多い。ブロックはシャットアウトすることよりも守備を助ける、ワンタッチを取って切り返す、この役割が大きいのです。本学を見ていると、フォワード3人の連携、アイデアが見えてこないのです。
  サーブももっともっと強化して、相手の攻撃を単調にさせることが重要です。身長で劣る分、攻撃手段の一つにしたいものです。サーブが強くなれば、サーブカットも上達します。
 スパイクにも工夫が必要です。ブロックを利用(ブロックアウト)する打ち方など、まだまだ研究することがたくさんあります。選手個々がしっかり自覚して、日ごろの練習の中で成果をあげてほしいものです。
 男女共通ですが、パスの正確さを期すためにもオーバーハンドを見直しましょう。フローターの変化球サーブは、守備位置を前にしてオーバーハンドキャッチ。リベロはドリブルを恐れずオーバーハンドを積極的に使って第2セッターとしての存在感を示してほしいです。
 秋までの時間は決して長くありません。東日本インカレでの課題を克服して、成長した青学を楽しみしたいと思います、男子も女子も。(奥本浩平)

 ▽3回戦(23日・日野市市民の森ふれあいホール)
  本学3(22-25、25-22、25-18、21-25、15-12)2駒沢大(2部1位)
▽2回戦(23日・日野市市民の森ふれあいホール)
  本学3(25-20、25-20、20-25、25-22)1国士館大(1部11位)
▽1回戦(22日・日野市市民の森ふれあいホール)
  本学3(26-24,32-30、25-20)0東海大札幌校舎(北海道1部1位)

?東日本大学選手権大会の前身は関東大学選手権大会ですが、本学男子はこの関東インカレで準優勝(年度不明)の実績があります。
                                  以上

 
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