本校友会　のクラウセン信子さまから今年も楽しいクリスマスメッセージが届きましたので掲載させて頂きます。


明日は何と「クリスマス・イブ」！余りにも速く過ぎ去る時間に、これまでになくあたふたとしています。クリスマス・ソング“Silver Bells”に「もうすぐクリスマス当日がやってくる」とありますが「クリスマスも終わっちゃって、もうお正月だ・・・」とため息が出る訳です。そう、これが来週からの私の姿です。
毎年、早めに準備をしようとおもい、そこそこ計画どおりに来ていたのですが、今年は思いもかけず、三年ぶりの高熱。すべて、あの憎っくきインフルエンザの予防注射から始まったと思うと、「この恨み、どこへもっていこう！」ファミリー・ドクターも認めてましたよ、注射のせいだったと。気管支炎に苦しめられ、三年ぶりに漢方医へ走り、目の玉の飛び出そうな高額にヒ〜コラ言いつつ、やっと何とか回復したものの、気力、体力も減退で、日にちだけがスッ飛んで行きます。すべて後手後手でしたが、夕べ（２２日）、ようやく「砂糖の教会」が完成。２０ピースばかりを立てあげる時に、いっしゅん手が滑れば「パカ〜ン！」と壊れるので神経が高ぶり、今年は初めて、一ピースをたて上げる毎に、ソファーで休む始末。この時ほど、己の歳を感じさせられた事はありませんでした。来年もまた「教会作り」が出来るだろうか、と、本気で考えてしまいました。　
今年は春から日系人教会で、ライマーが話す時にピアノを弾き始めました。小さな集会ではあっても、ピアノの前に座ると途端に上がりに上がり、皆さんを引っ張っていくはずが、皆さん、オロオロしています。自分の度胸のなさには驚き呆れます。このクリスマスも、キャロルでは片っ端から失敗。赤面する暇もないほどで、上がってる間に歌が終わってます。日本では弾けてた曲が全てダメ。猛練習（三週間は練習する）の末がこれでは、と、悲しくなります。「来年こそ、絶対に皆を困らせないように、弾いてみせる！
ピアノでキャロルの練習をしていて、幼い日に母と一緒に歌った歌を思い出しました。　　　　　　　　　　　　「み栄　み神に」という歌で、英語、日本語で、強制的に覚えさせられ、クリスマスになると歌っていました。　　　　　　　　「み栄み神に、あれ」と歌う　　ダビデの末裔を　寿ぐ天の軍勢　　天つみ使いのみ歌に合わせて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「み栄　み神に、み栄　み神に、　み栄み神に　あれや」と歌う　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　英語の方はうろ覚えですが、久しぶりにこの歌を思い出し、母の歌声も耳に響くようで、大変に懐かしく思いました。同時に「み神の天の軍勢に合わせて歌うみ使いの大合唱」を心に描いてみました。ベツレヘムの野に羊を守る羊飼いの群れ。突然にワッと開けた天界に（これはオーロラが現れた時の状況を何百万倍も広げたようではないか、と思うのですが）光り輝く軍勢の大コーラス。そのダイナミックさはとても想像は出来ませんが、それでも、羊飼いたちの足を馬小屋に走らせるに足る迫力だったに違いありません。　　　　　　　　　「見たい！聞きたい！」なぜか今年は、みつかいの歌声に遠く思いを馳せる今日この頃です。
それでは皆様、メリー・クリスマス！
そして、素晴らしい新年をお迎えください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「教会」を自慢したい　信子。