長引くコロナで2 度にわたり延期となりましたが、3 年ぶりでやっと
6 月18 日（土）
東海支部総会が、母校より河見誠学長・菅野幸恵教授、同窓会本部より
依田静江会長・廣浜文子運営委員をお招きして、ホテルグランヒルズ静岡にて
開催されました。

梅雨入り宣言されたばかりの静岡でしたが雨にも濡れず、同窓生38 名が
集うことができました。
河見学長のご講演は、「21 世紀と絆―パンデミック以降の私たちの生き方」。

思いもよらぬコロナで私たちの生活も一変しました。誰にも降りかかった
このパンデミックをどう受け止めるか戸惑っていた同窓生にとって
先生のご講演は貴重で人生の指針ともなりました。

今年3 月で短大も72 年の歴史に幕を閉じ、完全閉学となりました。
閉学は寂しくもありますが、閉学に祈りを捧げたいと一念発起してご出席という
91 歳を迎えられたばかりの大先輩もいらっしゃいましたし、今年の会報春号に
掲載された河見学長の「終わりは新しい始まり」の記事に励まされ、お出掛け
くださった方も大勢いらっしゃいました。

今回、閉学もあり日本キリスト教団静岡教会会員さんに讃美歌生演奏を
お願いしました。母校ではいつも讃美歌が流れていました。
キーボードとソリストによる演奏は韓国バージョン讃美歌や手話を交えての
全4 曲。 キーボードだけによる編曲演奏「祈祷」は毎回総会の初めに
唱和していて、誰もが知る「いつくしみ深き友なるイエスは」のメロディに
思わず目頭が熱くなりました。

令和2 年に卒業されたばかりの同窓生も駆けつけて下さり、華を添えて
くださいました。
美味しいお食事をいただいての歓談の集いもあっという間でした。
梅雨の曇り空ではありましたが、会場はパッとひまわりが咲いたような
感じでした。 「またお会いしましょう！」
またの再会を楽しみに閉会となりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　49E 金原里枝