本書は大手広告代理店にてCMプランナーとして働く傍ら、映画・MVなどを監督されている、フランス文学科同窓生の長久允(ながひさまこと)氏(2007年卒)が、初の長編映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES ウィーアーリトルゾンビ?ズ』の封切りに併せて小説化、上梓されました。2019年初夏に封切られたこの作品は日本全国ならびに海外の劇場で、その斬新なストーリーと映像制作手法などで大好評を博し、サンダンス映画祭審査員特別賞、ベルリン国際映画祭スペシャルメンションを受賞。小説は本書がデビュー作となりますが、映像では語り尽くされなかった背景描写が登場人物の日記形式で綴られ、映画を観た人にもこれから映画を観る人にも大変興味深い内容になっています。是非お勧めの1冊です！

長久監督談「魂を削って死ぬ気で書いた小説！」なるほど！